住宅の失敗例①(室内干しスペース)
梅雨に入り、室内干しが増える時期になりました。
今日は、住宅の失敗事例:室内干しスペースについてをご紹介します。
可能であれば、洗面脱衣室とは別で、物干し室(ランドリースペース)を作ると良いと思いますが、面積の問題やコストの面で、難しい場合も多いと思います。
リビングや寝室、和室に干す方法もありますが、見た目の問題と、室内が余計にじめじめして健康的に良くないのでお勧めしません。
現に私の自宅は、寝室にも干していますが、じめじめ暑苦しくて眠れないことがあります。(何とかしたい。。。。)
今回は、洗面脱衣室と同じ空間に物干しを干す場合の失敗例と改善策をご紹介致します。是非参考にし下さい。
失敗例
失敗ポイント
問題点:①洗面台や洗濯機を使う時に洗濯物が、顔や体にあたる。
問題点:②お客様が来た時に洗面台に案内出来ない。
解決策
解決策:①ー1 動線(通路)を確保した位置に、物干しを取り付ける。
*ハンガーで干す(服)場合を対象にした寸法を、我が家で実測してみた図面です。
私の身長は175cm、妻も163cmだが、これ位の寸法を取れば良かったと思っている。何を干すか決めて、通路は最低700mm確保しよう。
解決策:①ー2浴室の中に、物干し金具をつける。
浴室乾燥機をつけなくても、個別設計で、浴室乾燥機をつけた時に付く、ランドリーパイプだけをつけれる。(コストは1万円~2万位)
換気扇を回しておけば、結構乾くようだ。
注意点:最近は、ユニットバスなので設計時に伝えないと補強の関係で、後からは出来ないケースがあるので注意しよう。
そうすることで、動線の問題、お客様が来た時のは風呂の扉だけ閉めれば良いので、来客時の問題を解決できる。
浴室乾燥機も迷っているならつけた方が良い。
我が家の話だが、後で付けようと思ったら30万の見積もりがきてビックリ!!
最初なら6万円だったのに。
その他、最近多い要望だが、玄関ホールや玄関近くに手洗いをつける方法もおススメである。(こちらはコストが10万円~30万円程追加で掛かる。)
まとめ:今日の気づき
営業マンによって、このような提案が、できる人と出来ない人がいる。
お客様は当然提案してくれる営業マンを選ぶ。
失敗談も隠さずをお客様に話して下さい。
良い話だけではなく、お客様は悪い話も聞きたいです。